障がい者サポーター研修を開催しました。

11月15日、熊本県立大学にて障がい者サポーター研修を開催しました。今年も昨年に引き続き、熊本市障がい者相談支援センター青空・絆・きらりの3センター共同で企画し、総合管理学部の学生さん31名にご参加いただきました。

研修前半は、「障がいについて」の講義、後半は車いす体験と意見交換会を行いました。今回の体験会には、株式会社千広様に介助用と自走用の車いすを、ウェルタウンくまもと様に福祉車両のご提供をいただきました。車いす体験では、それぞれの車いすを使っていつも過ごしている校内を移動してもらい、建物の出入口やトイレ内の移動、自販機やATMの利用も体験していただきました。実際に車いすに座った目線での生活の疑似体験、傾斜や路面の形状による不安定さや力の加減など、体験を通していろんな気づきにつながったようでした。また、車いすユーザーを囲んでの意見交換会では、車いすの構造の質問、飛行機に乗る時の手順、外出先や買い物時のエピソードなどなど、学生さんからたくさんの質問や感想をいただくことができ、内容の濃い意見交換会になりました。

今回の研修を通し、「できることをちょっとずつ」を合言葉に、障がいのある方の生活を少しでも身近に感じていただけるといいなと思います。今回ご参加いただいた学生さん、ご協力いただいた企業様、ありがとうございました。これからも地域に向けて障がいの理解啓発の活動を行っていきます。

一気に冬本番‼皆様、体調に気を付けて年末年始をお過ごしください。

kenndai