中期経営計画

熊本市社会福祉事業団

第5次中期経営計画の体系

第5次中期経営計画(2019年度~2023年度)概要

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経営目標

「持続的発展を可能にするバランスのとれた経営の確立」

中長期的視点に立った経営戦略のもと、利用者(地域)ニーズや制度変化に対応したフレキシブルな事業展開を行い、法人としての持続的発展を可能にしていくとともに、高齢者、障がい者そして在宅系、施設系、指定管理等のバランスのとれた経営の確立を目指す。

 

経営戦略

経営目標を達成するために法人が持つ経営資源の強化すべき点を明確にし、本計画期間中に取り組むべき具体的方策を示す経営戦略を次のとおり定めます。

戦略1 人財の確保と育成
【基本理念と経営目標の共有】

全職場で職員一人ひとりが法人運営の基本理念、基本方針を理解し、経営目標を共有しその達成に全職員が一丸となって取り組む職場づくりをする。

【人材の確保】
  1. 法人の魅力を伝えるツールを作成・活用し、情報発信を強化する。
  2. 専門職試験等により、専門資格と能力を持った職員を採用するとともに、外国人雇用等も積極的に取り組む。
  3. すべての職員に対し役割、職種等に応じた体系的な研修を実施する。
  4. 優秀な人材の定着確保を図るため、各職場での働き方の改善を行う。
【人材育成の方針】
  1. 常に問題意識を持ち、どこに課題があるかを考え、その解決方策を提案し実践できる職員
  2. 利用者に寄り添いつつ利用者にとっての真の利益は何かを考え提案し行動できる職員
  3. 経営的視点、コスト意識を常に持ち、効率的、効果的な方法を考え業務実施できる職員
  4. 高い専門能力を有し、法令遵守と説明責任を果たせる職員
戦略2 フレキシブルな事業展開と魅力あるサービスの提供
【フレキシブルな事業展開】

利用者ニーズや制度の変化に的確に対応し、既存事業の見直しや新規事業の実施に積極的に取り組むとともに、組織及び拠点体制の見直しを適宜図りながら、法人全体の経営基盤の安定強化につなげる。

【魅力あるサービスの提供】
  1. 各施設・事業所においては、専門知識や技術に基づいた質の高いサービスと真に利用者の自立につながる利用者本位のサービスを提供する。その際、必要に応じて他の担い手と連携し、地域の中で総合的に利用者を支えていく。
  2. 各施設の個性づくりを進め、積極的な広報活動を展開する。
戦略3 財務目標の達成
【法人全体及び施設・事業所ごとの経営収支の確保】
  1. 施設・事業所ごとに経営収支目標を定め、収入の確保と計画的、効率的な予算執行に努め、経営目標を達成する。
【計画的な施設整備積立、建替積立の実施】
  1. 譲渡施設の建替え等の資金とするため、減価償却費の計画的な積立を行うとともに、新規事業等への投資資金ともなる施設整備積立を行う。