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JeS}[N第25回定例研究会

日時:2012年7月21日(土)15:00 – 18:00 場所:立教大学池袋キャンパス7号館7201号室 New 発表者:早稲田大学 李成市教授

発表題目: 「古代史研究と現代性ー古代の「帰化人」「渡来人」問題を中心に」

要旨

 古代日本の国家形成にとって日本列島の外部から渡来した人びとが政治、社会、文化に多大な役割を果たしたことは20世紀初頭以来、今日に至るまで日本歴史学界が注目してきた。それらの外来人は、「帰化人」と呼ばれた。帰化人の歴史的位置づけには、論者や時代の固有の文脈があり、その評価は大きく異なる。70年代には「帰化人」という呼称に対する異議申し立てがあり、今日では「渡来人」と呼称することが一般化している。改めて彼らの実体についての研究や解釈の変遷を検討し、古代日本「帰化人」問題の背景には、近現代日本の国家観や民族観が関わっていること、それらを止揚するには東アジア規模で再検討する必要があることなどを論じてみたい。

 

 

韓国人研究者フォーラム第25回報告 2012721 PDF